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はじめに |
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ＮＰＯ法人格を取得するということは、社会において、社会的な存在（人格）を認められるということです。
では、ＮＰＯ法人として、法人格を取得するとどんなメリットがあるのでしょうか。
ＮＰＯ法人格取得のメリットの主なものを挙げてみましょう。
１．社会的な信用を得ることができる点
２．契約の主体になることができる点
以下、これらのＮＰＯ法人格取得のメリットについて解説いたします。 |
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社会的信用性 |
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ＮＰＯ法人として法人格を取得することにより、法律で定められている法人運営を行う必要があります。
例えば、その団体についての状況を社会に情報公開しなければなりません。
しかし、そのような義務があることが、逆にＮＰＯ法人の社会的信用性の向上につながるものだと考えられます。
法に従った法人運営をしている組織であると認識され、法人格を持つにふさわしい運営をしている団体であると認識されるのです。それと同時に、法に基づいた組織運営により、団体自身もしっかりとした組織の基盤を作ることができるのです。
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契約主体性 |
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ＮＰＯ法人格を持たない任意団体の場合、契約をする際には代表者個人の名前でしなければなりません。
しかし、ＮＰＯ法人は社会的人格が認められているので、当然、ＮＰＯ法人として契約の主体になることが可能です。
その結果、銀行口座の開設、ＮＰＯ法人運用のための資金の借入などが、ＮＰＯ法人自身の名義で行うことが可能となります。
登記に関しても、ＮＰＯ法人の名義で登記することができます。仮に、代表者個人の名義でそれらをした場合、代表者の死亡の際にその財産が団体のものなのか、個人のものなのかでトラブルになるケースもあり、代表者の交代の度に所有権移転登記をするといった手間もかかります。
さらに、職員を雇う際にも、雇用契約をきちんと締結することができるため、人材確保の点から考えてもメリットがあると言えます。 |
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福岡市博多区
